コロッケ話その2

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コロッケにまつわる話です。

子供の頃、我が家のコロッケはというと、

現在のハレノワ劇場のあたり?にあった肉屋さんで買うものでした。

ここのは、中身が黄色で微か〜に挽肉より小さい肉なのかスジなのかわからないカケラが少しだけ入っているカレー味のコロッケ。

実は今はカレー味でないほうが好みですが。

たまにはおつかいでコロッケを買いに行かされました。店先で揚がるのを待っている間、熱せられたラードの揚げ油の匂いに包まれます。

できたての薄い木の皮(経木きょうぎ)に包まれたコロッケは手に持つと熱く、急いで帰ります。

今だったら途中でつまみ食いするんですが、真面目な子でした。

昔は商店街といえば必ずこの油の匂いがする店があったものです。

現在は、といえば、コンビニですねー。

ただし、懐かしい昭和のあの熱せられた油の匂いが店内に漂うことはありません。


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